かぶりろぐ

医療職OLのゆるっとブログ

カンピロバクター腸炎でダダ下がりだった話

こんにちは。まいまいかぶりです。
実は、お盆明けにカンピロバクター腸炎にかかっていました。
備忘録として記載。

カンピロバクター腸炎に関する超学術的な解説は、↓のURLからどうぞ。
一般的に、加熱不良の肉を食べると罹りやすい食中毒由来細菌のひとつです。
ちなみに、カンピロバクター腸炎に罹った原因が食中毒であると診断した医師は、
保健所へ通報することになっています。

www.niid.go.jp

発症からすぐ

1日目の夜半〜明け方にかけて、腹痛で目が覚めて熟睡できず過ごしました。
そのままうとうとし、起床時間に目を覚ましたら、悪寒を自覚し
「あ、これはやばい休まなきゃ」となったところです。
腹丸出しで寝相が悪く、「これじゃ体調不良になるよね」と言われても仕方ない状態でした。

どうも、胃腸部分がスッキリしない。お盆期間に脂っこい食事をしたからかと思いましたが、それとは違う感じ。

体温は38.0℃あり、コロナと疑いましたが、呼吸器症状はないし、そもそも症状が出てすぐじゃ抗原定性検査しても仕方ないので、夕方に検査することに。案の定陰性。

どんどん上がる体温。最高で38.5℃。フラフラ。

腹痛も下痢もすごい。
下痢1回で700m Lぐらいの水分が失われるというデータがあるから、ひたすら経口補水液を飲みまくる。
経口補水液が美味しく感じたのは、後にも先にもこの時がピークでした。
本当に脱水していたんだ、と我ながら感心。いざ体験してみると、「こういうことだったのか!」とアハ体験する時がありますよね。
今回もそのような体験ができました。

発症中期

2日目、熱は平熱になりましたが、それでも続く腹痛と下痢。ひたすら水分補給に勤しんでいました。
食べるごとに下痢。なんなのもう。しかも、血便出てきたので、心の中が穏やかではなかったです。

3日目、やっぱり血便が続く。
ここ数年の自分の記憶力の無さに失望されまくりですが、その中でも食事の経過を思い出せる範囲で思い出しました。心当たりがある食事がやっぱりありました…。
山の日付近に、親戚一同会して自宅で焼肉をしていました。
当時、私は酔っていたのでその時に生焼けの肉を食べたかもしれない…。
自力では治らないと確信し、消化器内科の病院へ。
症状経過を伝えると、すぐ便検査へ。
下痢だからどうしようと思いましたが、何とか気合い入れて採取して提出。
その後出勤したけど、やっぱり辛くなって退勤。

4日目と5日目は週末でした。相変わらず消化器症状は継続。
こんなに辛いんだね〜〜〜〜

確定診断

6日目。週明け月曜日となりましたが、体調が優れず、テレワークに切り替え。
その日の午後、3日目に診察を受けた病院から「カンピロバクター属菌が検出されたので、今回の症状はカンピロバクター腸炎由来のものと診断します」と連絡がありました。
詳細は伏せますが(というか超個人情報となるのでこブログでの掲載は控えます)、食中毒にはならなかったはずです。

復帰

7日目に復帰しましたが、お腹の違和感は続き、完全復帰までには結局2週間くらいかかりました。
ブログではマイルドに経過を投稿しますが…もうかかりたくない!

皆さん、ほんとお肉に生食や生焼けには気を付けてください。切実に。

www.mhlw.go.jp

厚生労働省のページですが、地味ですけど(失礼)大切なことが書いています。
ぜひご覧ください。皆さんはカンピロバクター腸炎に罹らないでくださいねほんと!